8月から、新しく仲間入りしました。
よろしくお願いします。
夏休みに入り、家にいる時間も長く暑いからついつい冷たい飲み物を長い時間をかけてだらだら、ちびちびと飲んでいませんか?
その飲み方、酸蝕歯になってしまうかもしれません❗️
酸蝕歯とは
食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯のエナメル質が溶けてしまった歯です。
原因は?
人は口にする食べ物に含まれる酸や、虫歯菌が作り出す酸によってお口の中が酸性に傾きます。
しかし、酸性の強い食べ物や飲み物に長時間触れ続けていると、唾液による洗浄と中和のサイクルが間に合わず、酸により歯のエナメル質が溶けてしまいます。
症状は?
⚫︎熱いものや冷たいものがしみたりします。
⚫︎艶がなくなります。
⚫︎擦り減ったり、薄くなったり、穴があいた
り象牙質が露出してまだらに見えたりしま
す。
⚫︎以前に比べて黄色くなったように見えます。
⚫︎ライトを当てると歯の先端が透き通って見え
ます。
虫歯との違いは、細菌が関与してないということです。
ポカリスエットなどの、スポーツドリンクや体にいいと言われてる黒酢なども要注意!
酸蝕歯予防法
①ジュースやスポーツドリンクのちびちび飲
みはやめましょう。
②酸性の飲み物、食べ物を口にしたら、お茶
やお水を飲んだり、うがいをしましょう。
③直後に歯を磨くと、酸で歯が柔らかくなっ
たとこに、歯ブラシで歯を傷つけてしまう
ので、食後30分ほど経ってから歯磨きし
ましょう。
④リカルデントガムなど、カルシウムが再石
灰化しやすい形で含まれているので、歯に
カルシウムを供給することができます。
食後に噛むと効果的です。
酸蝕歯は、ゆっくり時間をかけて進行するため、気付くのが遅いです。
定期的に歯科検診を受け予防することが大切です。
まだまだ暑い日が続きますが、気を付けて水分補給してお過ごし下さい。