長坂歯科・矯正歯科歯科助手の石飛です🦷
タバコがお口の健康にも良くないことをご存知ですか?
喫煙は歯周病と密接な関係があることがわかっています。
🦷歯周病とは🦷
まず、歯周病とは歯垢中の細菌によって、歯肉に炎症が起こり、歯を支えている顎の骨が徐々に溶けてしまう病気です。
進行すると、歯がグラグラと揺れ始め、最悪の場合、歯が抜けてしまいます。
現在、残念ながら中高年以降に歯を失う主な原因となっています。
🦷タバコと歯周病🦷
ある研究で喫煙者は非喫煙者と比べて2〜8倍、歯周病になりやすいと言われています。
実は歯周病はギネスブックに世界で一番かかっている人が多い病気として登録されています。
歯周病は歯を抜く原因1位という病気にも関わらず、ある程度進行しないと症状が出にくく、気付いたら重症化しているケースもある大変恐ろしい病気です。
🦷歯周病を悪化させる物質🦷
1.ニコチン
タバコには、ニコチンが含まれていますが、ニコチンは免疫力を低下させるため歯周病の場合、歯肉の治癒する力を弱めてしまいます。ニコチンは、歯にヤニとして蓄積するため、喫煙習慣があることで、常時ニコチンの毒素に口腔内の組織がさらされてしまうのです。
2.一酸化炭素
喫煙することで、一酸化炭素が発生しますが、一酸化炭素は歯肉の組織に酸素を供給することを阻害します。その結果、歯肉の血管が細くなり組織が線維化といって、歯周病(歯槽膿漏)の状態が悪化しやすい状態になってしまいます。
歯周病とタバコには、関連があることがわかっています。歯周病は、お口の清掃状態を改善し、根気強く治療を継続しないと、最悪の場合、歯を失ってしまう怖い病気です。
長年の習慣を改善することは、難しいことですが、歯周病にお悩みの場合には、当院までお気軽にご相談ください🏥