こんにちは一宮市にある長坂歯科・矯正歯科 歯科助手の牛田です
今回はマウスピースの特集をさせて頂きます
マウスピースは用途に合わせて様々な種類があります
当院で取り扱っているマウスピースは以下の種類があります。
◆スタビライゼーションスプリント
◆スリープスプリント
◆スポーツマウスガード
今回はこの4つのマウスピースを紹介させて頂きます
このほかにも、マススピースで目立たない矯正治療をするインビザラインというのもあります。
インビザラインについてはHPにも紹介されているので、
こちらをクリックしてご覧ください
<ナイトガード>
皆さんは、ご家族の方から寝ている間にすごい音がしていたよ
なんて言われたことはありますか?
また、虫歯ではないけど歯がしみる
朝起きた時顎が疲れているなどの症状はありませんか?
もし当てはまる方は、もしかしたら寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません
寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは無意識にしていることが多く、
自分では自覚することができないので、自分で気付いて改善するのは難しいと言われています。
歯医者ではそういった方にナイトガードといって夜間に使用する取り外し式のマウスピースの使用を勧めています
このナイトガードを使用することによって、歯のすり減りを防止したり、顎の負担を軽減します。
歯ぎしりは食事をする時の2倍の力で噛みしめてるとも言われていて、
相当歯に負担をかけてしまっている可能性があります
マススピースをするからと言って、歯ぎしりや食いしばりをしなくなるわけではありませんが、大切な歯を守ることはできます
その分、マスピースが擦り減って穴が開くことがありますが、半年以降でしたら保険で作り替え可能です。
ちなみに、マウスピースではございませんが
歯ぎしり、食いしばりの緩和効果があるといわれているボトックス治療も最近取り入れました
以前ブログでも紹介されているのでよかったら見てください
歯ぎしりにボトックス②
興味がございましたら、スタッフまでお申し付けください
顎関節症の治療でスタビライゼーションスプリントといったマウスピースを用いて治療をすることがあります
顎関節症とは?
耳の穴の少し前ある顎の関節やその周りの筋肉に炎症が起きてしまうことです
顎の関節や筋肉が痛くなることにより、口が開け辛くなったり逆に閉じにくくなることもあります。
また、口を開けた時にカクっと音がすることもあります。
このスプリントの使用によって、咬む力を全ての歯で均等に負担をして顎への負担を軽減したり、下顎の位置も安定していきます。
通常、月に1度来院して頂き、調整をします
<スリープスプリント>
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療に用いられるマウスピースです
睡眠時無呼吸とは、睡眠中に呼吸が止まる、または浅く、弱くなり
それによって日常生活に障害を引き起こす疾患です
いびきや無呼吸は、舌が喉のほうに下がることにより気道が狭められ、呼吸が妨げられることで発生します。
その治療法は様々な治療がありますが、当医院ではスリープスプリント療法を行っています。
正常な状態だと、仰向けに寝ても気道は十分に開いています
いびき症の方だと舌が下がってしまい、気道を塞ぐことによって呼吸がしづらくなってます
スリープスプリントを使うことによって、下顎を突き出した状態になり舌が引き上げられます。
その結果、気道が塞がるのを防ぐ効果があります
スリープスプリントは、医療機関にて検査を行いSASと診断され医師からの治療依頼(紹介状)があると保険適用になります。
<スポーツマウスガード >
ラグビー選手やボクシング選手など、様々なスポーツ選手がマウスガードを使っているのを見たことがあるかと思います
マウスガードをする1番の目的は歯を守ることですが、実は他にもマウスガードをした方がいい理由があります
踏んばったり、力を出したい時に歯を食いしばることがありますが、
しっかりと噛みしめることで、全身の筋力を短時間に引き出すため運動能力がUPするとも言われています
しかし、顎全体に均等に力が加わらなければ半減してしまいますし、偏った大きな負荷は歯にとっても良いものではありません。
マウスガードには食いしばりの力を顎全体に均等に分散する役割もあり、食いしばりをすることで脳の刺激にも繋がるため瞬間的な判断力のUPという点でも期待が持てます
スポーツ用品店でもマウスガードは販売されていますが、
型が合わずすぐに外れてしまったり、かえって怪我を招くこともあります
歯科医院にてしっかりと歯型を取りオーダーメイドのマウスガードを作製するのをオススメします