愛知県一宮の長坂歯科矯正歯科の長坂です。

最近インビザライン流行ってます。
違和感のない、目立たない装置であること、食事の時に外せるというメリット。

見た目はこんな感じです。

もちろん規定の通り装置をはめていただかないと良い治療結果のならないのですが
成人をはじめチョイスされる患者さんが増えています。

元々はシリコン印象という精密な歯型をとって装置を作るのですが
当院も需要が増え、iteroという光学印象スキャナーを昨年導入しました。

お口の歯型が３分弱で簡単に取れるものでしかも三次元的に確認できるので重宝しますが

何よりもインビザラインのマウスピースのフィット感が向上し、良い治療結果につながっています。

歯列矯正といえばワイヤー！！！という時代も変化して来ました。

正直インビザラインをはじめとするアライナー矯正というのは 1999年くらいから普及して来ました。
私の矯正治療修行時代の印象は正直に言って適応が狭いな。。。というものでした。

ですので私の大切な患者さんにはやはりワイヤーでしっかり治させてもらおうとやって来ましたが

近年適応が増えております。

というかワイヤー矯正は歴史が深いのでこうしたらこうなると言った作用、反作用の動きが知識としてもう解明されているので学べますがマウスピースによる矯正力のかかり方、動きかたって複雑で理解に苦しむところもあったためです。

新しい治療方も徐々にブラッシュアップされて洗練されて来ています。

インビザラインで何でも治る？！という質問には
今の所、オススメしない症例も当然あります。

当院では矯正治療をする前に初診相談でお話しさせていただきますし、その後治療する気になったら精密検査という検査をし、しっかりと従来の矯正治療の通りに診断をさせていただきます。

何よりも大切なのは診断で治療のゴールをしっかりと設定できるかどうかだと考えております。

その上で適切な治療法をご提案させていただけたらと思っております。

⬆️このように資料をお作りして診断させていただきます。

これによって現在の患者さんの顎の位置、顔貌を含めた最適な治療プランをご用意して。

ほとんどはその治療に同意いただきますが、それに患者さんの都合（抜きたくないけど。などなど）とそれが可能か不可能かなどを相談して最終ゴールを決めていきます。

わかりやすい話ですが患者さんがしっかりと治っていく様をみて当院のスタッフも矯正治療を受けたいと思ってくれる子が増えました。

それこそ歯科などの医療関係での勤務がないスタッフも知識が増えて来ているので目が厳しい中（なので元々スタッフはワイヤー矯正を望むものが多かったです）
インビザラインでやりたい！
という子が増えました。

私は他院での矯正監修をさせていただくこともあるのですが直近の一ヶ月でドクター、歯科衛生士、歯科助手の３職種からインビザラインでの治療を求められました。

日々研鑽ですね。
常日頃から新しい治療法、より良い治療を考えて診療していますので歯並びにお悩みの方はぜひご相談ください。