愛知県一宮市の矯正治療・インビザラインなら長坂歯科矯正歯科へ
院長の長坂です。
この度、NHKのまるっと!さんのまるっと調べ隊で取材していただきました。
最近のコロナの情勢下マスクは生活に欠かせなくなりましたね。
これから夏が始まり暑くなると余計にマスクが息苦しく感じる季節です。
番組では緊張して全部話せなかったのでここで紹介しようと思います笑
兎にも角にも始まりは、呼吸は鼻で息をしたほうがいい!です。
なぜこう呼吸がダメなのか、歯科医師からの視点でお伝えします。
1
虫歯や歯周病になりやすい
お口の中の唾液には口の中の汚れを洗い流したり、口の中の最近をやっつけたり、チョコなどを食べても口の中の恒常性を保つ効果があります。
口呼吸をしていると口の中が乾燥し、虫歯や歯周病菌の繁殖がしやすくなってしまいます。
また、口の中が乾燥すると汚れがこびりつきやすく、歯の着色の原因にもなります!
2
歯並びにも悪影響
良い歯並びというのは良い形態です。
良い形態の方は良い機能をしている。ということにもなります。
歯並びは内側の舌による圧と外側の唇、頬からの圧のバランスにも影響されます。
よくお母さんに昔口をポカンと開けていたら叱られました。
それはどうやら正しかったようです。
悪い癖が続くと、歯並びが悪くなる原因にもなります。
特に成長期のお子さん(6〜12歳)の方は注意が必要です。
実際、3歳児健診でよく受け口と注意喚起を受けるお子さんは多いですがその方達はほとんどが舌の位置(低位舌)に原因があり、ムーシールドのような簡単な装置で治ってしまうくらいです。(=骨格性ではないということですね)
歯医者からの困るポイントはこれくらいですが
本当は他にもあるみたいです。
今回舌の位置と機能についてお話しさせていただきましたが
みなさん正しい位置にありますか?
マスク生活が続くのは悲しいけれど、舌の正しい位置を意識して見てください。
スポットポジションといって
簡単にいうと口を閉じて息をしているときに舌の先端が上顎の前歯の裏の少し手前にあるのが正しいです。手鏡などで確認していただけるとより良いです!
例えば鼻で呼吸をするときに口を閉じて息をして、その後口を開いて鼻で息をして見てください。
口を閉じている時の方が鼻で呼吸がしやすいと思います。
それでもこの正しい位置に舌を位置づけていると、ちょっと辛い、疲れる方もいらっしゃると思います。
そのような方は舌を上に持ち上げる力が低下しているのかもしれません。
簡単にまず筋力をつけるのが良いと思います。
そういう方はポッピングをお勧めします。
上顎の歯列の中に舌を吸い上げてポンっと音を鳴らします。
舌鳴らしですね。
お行儀が悪く思われるかもしれませんがそこは許してください笑
10ー30回もやると皆さん疲れてしまいます。
ライザップではないのでここで短期集中!というものでもありませんから日々ちょっとずつやっていただくのが効果的です。
これらはMFTといってmyofunctional therapy(口腔筋機能療法)というものの基本トレーニングです。
当院の歯科医師、歯科衛生士にももしご興味があればご質問ください。
矯正治療は正しい形態を持ってらっしゃらない方が歯並びを綺麗にしてしっかりとした噛み合わせを得る治療です。
普段は正しい形態にして正しい機能を獲得することで良い歯並びを持続していただきために指導をさせていただいています。
矯正治療を学んでいると正しい形態、機能には密接な関わり合いがあることにいつも気付かされます。
正しい舌の位置、機能が得られないと
正しい飲み込みができないとか、舌足らずな発音になってしまうなどにも影響があります。
まるっと!さんのHPで配信もしてくださるようなので恥ずかしいですがもしよければまたご案内します。
マスクが欠かせない今日ですが皆様健康によろしくお願いします!🤲
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