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赤ちゃんからできる歯並び予防

愛知県一宮市にある長坂歯科矯正歯科の歯科衛生士宮崎です🎀
今年の4月に育休から復帰いたしました。
育休の間、皆様方にはたくさんのご協力をいただきましてありがとうございました🙇🏻‍♀️

 

せっかく子育てするのであれば復帰した時に何か役立てたい!と思い
ベビーフードアドバイザーとモンテッソーリトレーナーの資格を取得しました✌🏻✨
離乳食や発達について心配ごとがあればご相談くださいね😉

 

そんな私が育児でとくに気をつけたポイント…

 

それが口育です!

 

実は赤ちゃんの頃からの生活習慣が原因で歯並びが悪くなってしまったり
正しい顎骨の成長を促す事が出来ることがわかっています👍🏻
とくにお口ポカンは歯並びに物凄く悪影響なのです🥲

 

今は便利な育児グッズが増えてきている反面、お口ポカンを誘発しやすくしているものも多くそのデメリットを知らないまま使用している親御さんたちも多いと思うのでどんなものがあるかご紹介いたします🍀

 

①新生児から縦抱きできる抱っこ紐

これは抱っこ紐がいけない訳ではなく、首座り前から正しい着用方法で使用しないと
お口ポカンになりやすくなるというお話しです。
抱っこの時に首を支えず後ろにだらんとなっている状態だと口を閉じる筋肉が育たずお口ポカンになりやすくなります。

また間違った抱っこ紐の着用法は抱っこする大人の体に負担をかけたり、赤ちゃんの股関節脱臼のリスクを高めることがわかっています。
赤ちゃんの位置が下がりすぎていないか、肩バックルの位置が上すぎないか確認してみて下さい🙌🏻
抱っこ紐なしでの抱っこでも首が後ろにだらんとならないように気をつけてくださいね👶🏻

 

②離乳食時のシリコンスタイ

 

離乳食が始まる時に準備される方も多いのではないでしょうか?
洗いやすくて汚れもしっかりキャッチしてくれる優れもののように思えますが唯一のデメリットは赤ちゃんにとって重すぎることです。
大人に換算すると500mlのペットボトルを首から下げて食事をしているのと一緒とのこと。
シリコンスタイの重みで食事に集中できなかったり、姿勢を保っていられずお口ポカンになりやすいため要注意です🙌🏻

こういった着るタイプのエプロンがオススメです😉

 

③バンボなどのベビーチェア

これも腰座り前の赤ちゃんを座らせることができたりとよく見る便利グッズですね🪑
バンボのような椅子の中に体が沈み込むような姿勢になる椅子は背骨に負担がかかり腰座りや歩行への発達に影響します🥲
また足裏が地面に付かず、背中が丸まっているためお口ポカンになりやすく正しく顎を使うことが困難になります。
椅子を選ぶ時は足裏がしっかりとついて、お尻や膝の角度が90度になるものがおすすめです👌🏻 ̖́-‬

足置きの高さが細かく調整出来るものが理想的ですが、難しい方は高さにあった箱などを置いて調整してくださいね!

④ストロー

赤ちゃんは5ヶ月、6ヶ月頃の離乳食スタートと同時に母乳やミルク以外の飲み物を飲ませる方も多いと思います🍵
この時に注意していただきたいのが、ストロー飲みではなくコップ飲みの練習からさせてください!
何故かと言うとストローは唇の力をあまり使わず頬をすぼめる筋肉を多く使うため、唇を閉じる力が育たず頬から顎や歯にかかる力が増えます。

歯の位置は唇や頬、舌の筋肉のバランスで決まるので唇の力が弱いと出っ歯にやりやすく頬をすぼめる活動が多いと顎が狭くなりやすいです⚠︎
とはいえ急にコップ飲みをさせても赤ちゃんは上手く飲むことが出来ないため習得にはいくつかのステップを踏む必要があります🔥🔥
ここに書くとかなり長くなってしまうので知りたい方は来院された際にお声かけください👍🏻

 

便利だけども口育に影響を及ぼす4つのグッズを紹介しましたが
使い続けていたからといって必ず歯並びが悪くなるという訳ではありません🍀
こういった生活習慣の積み重ねやその後のお口の使い方にもよるので絶対に使っていけない訳ではありませんし、
私自身も4つ全て必要に応じて使っていました👍🏻 ̖́-︎


知識として知っておくことによって便利グッズと上手に付き合っていける方が増えると良いなあと思って発信させていただきました☺️

 

現在は時短勤務のため16:30までは毎日居ますので、質問などありましたらいつでもお声かけくださいね👍🏻

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