- こんにちは長坂歯科・矯正歯科の歯科助手の橋本です!💙
今日は定期検診に行かないと起こることについてお話します。
1. 虫歯・歯周病は“痛くなる前”に進んでいる
虫歯の初期段階は まったく痛みがありません🙅🏻
歯周病も同じで、腫れ・痛みが出る頃には中等度〜重度まで進行しているケースがほとんど。
定期検診では、
- まだ穴があいていない“初期虫歯”
- 炎症のサインが出始めた“歯周病の初期”
- 歯並びや噛み合わせの変化
などを早期に発見できます。
✔ 早く見つければ削る量が少なくて済む
✔ 治療回数も費用も最小限に
これが最大のメリットです。
2. 自分の歯磨きだけではすべての汚れは落とせない
毎日丁寧に磨いている方でも、実は約40%の汚れが残ると言われています。
特に汚れが残りやすいのは
- 歯と歯の間
- 奥歯の溝
- 歯と歯茎の境目
定期検診では、歯科衛生士が
プロによるクリーニングで完全に汚れを除去します。
これにより、
- 虫歯予防
- 歯周病予防
- 口臭改善
にも効果的です。
3. 歯石は自宅で絶対に取れない
歯石は、磨き残しの汚れ(プラーク)が硬くなったもの。
一度つくと歯ブラシでは取れません。
歯石の表面はザラザラしているため、
細菌が付きやすく、歯周病を加速させる原因になります。
定期検診で歯石を取り除くことは、
歯周病を防ぐうえで必須です。
4. 正しい歯磨きの仕方は“人によって違う
歯並び・噛み合わせ・磨き癖は一人ひとり異なります。
定期検診では、患者さんに合わせて
- 持っている歯ブラシが合っているか
- フロス・歯間ブラシの適切なサイズ
- 磨き残しの“クセ”のチェック
を丁寧にアドバイスできます。
セルフケアの質が上がることで、
将来の虫歯・歯周病のリスクが大きく下がります。
5. 全身の健康にも関わるから
最近の研究で、歯周病が
- 糖尿病
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 早産
などと関連していることがわかっています。
定期的にお口の状態を整えることは、
全身の健康維持にもつながります。
6. 結果的に“自分の歯を長く残せる
日本と比べ、予防歯科が進んでいる北欧では
70歳の平均残存歯数が非常に高く、
その理由の多くが定期検診の習慣にあります。
歯は、一度削れば元に戻りません。
定期検診は、治療ではなく
**“歯を守るためのメンテナンス”**です。
まとめ:定期検診は“痛くなる前の保険”
痛くなってから歯医者へ行くと、
- 削る
- 神経を取る
- 被せ物になる
- 時には抜歯
…と、治療が大きくなりがちです。
一方、定期検診に通っている人の多くは
治療がほとんど必要なく、歯を長く保てる傾向があります。
🌿
当院では3〜6ヶ月ごとの定期検診をおすすめしています。
「最近行けていないな…」という方は、
ぜひお気軽にご予約ください♪