こんにちは!
一宮市にある長坂歯科・矯正歯科の歯科衛生士の夏山です。
最近は蒸し暑い日々が続いていますね💦
熱中症には十分に気をつけてください!
今回はシーラントについてお話します!
シーラントは歯の溝を歯科用樹脂で埋めることによって、子供の虫歯を予防する処置です。
【なんでそんなことをするの?】
子供の歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)に比べて弱く、溝の形態が複雑で深かったりすることが多いです。
また、生えたての永久歯は表面が未成熟で弱く、強くなるのに3年ほどかかってしまいます。
この溝はハブラシが奥まで当たりにくく、食べかすや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。
なのでそんな溝はあらかじめ埋めておいてしまおう‼️という考えでシーラントをするのです。
またシーラントにはフッ素が含まれているため、歯の表面を強化してくれる効果もあります。
4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によってむし歯予防効果はさらに増加します✨️
【いつからできるの?】
乳歯の奥歯は、1人で治療台に座る事ができ協力的になる頃、奥歯の永久歯は歯の頭全体が出た頃にすることができます。
どちらにせよなるべく早く行った方が良い処置となります。
【シーラントをつけたらもう取れることはないの?】
シーラントは絶対に取れない処置ではありません。
何かの拍子で剥がれてしまったり、シーラント自体がもともと薄く、奥歯で硬い物を噛んだ時に割れてしまうこともあります。
シーラントが外れてしまった場合はそのままにせず、新しいシーラントを施すことが大事です。
もし中途半端に取れている場合、歯とシーラントの段差に汚れが詰まりやすくなったことで、虫歯になりやすくなってしまうからです💦
定期検診の時に、しっかりと歯にシーラントがくっついているかを確認し、必要であれば古いシーラントを取り除き、新たにシーラントをすることもあります。
当院では小児の検診、治療も行っております。
お口のお悩み、ご相談などがあれば是非お越しください。
お待ちしております!