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噛み合わせが悪い。受け口が余計にひどく。出っ歯が隠れて顎関節症に。の話


愛知県一宮市で矯正治療なら長坂歯科矯正歯科へ!笑



院長の長坂です。
コロナウイルス早く終息を願っております。皆様におかれましてはお気を付けください!!!


当院もしっかり感染対策をしていきます。



さて最近インビザラインを含めた矯正治療に来てくださる患者様に
どこで咬んでいいかわからない。方が多くおられます。


例えばインビザラインでの治療の一例として

このような治療計画があります。

この患者さまの場合は問題ないのですが


次の

こちらの患者様の計画


なんか急に下顎が動いたぞ?ってなりませんか?



それには理由があります。


多くの受け口の患者さまは必要以上に下顎を前に出して咬んでいることが多いのです。

実際に診察しながら説明させていただくとわかりやすいのですが

その原因は早期接触というものです。
functional shiftとも言います。

歯並びが悪い。または被せ物の噛み合わせが合わない。などの理由でおこることもあるのですが
そもそも上顎は頭蓋骨とくっついているので動きません。
そう言われればって感じかもしれませんが上顎は動かそうとしても動かないはずです。



でも日常下顎はめちゃめちゃ動きます。
お話しする時も食べる時も。
下顎は筋肉によって引っ張られている為です。

なので上顎に合わせて噛む位置がずれる。なんてこともあります。


横の軸での考え方では
正中のずれといって顔が(特に下顎が)ズレているなあって方いらっしゃいませんか?

もちろん人間は全くの左右対称ってことはないので問題無い場合。または骨格性の偏位であればしょうがない(手術で治す手もあります)
ですが

前後の軸では
例えばさっき記した受け口の患者様。
本当の顎の位置はもう少し後ろだから顔レベルではもうちょっと受け口っぽい顔じゃなくなるけど
そうすると奥歯が噛めないから顎を前に出している方


そうすると受け口の度合いが強く見えます。


逆に出っ歯の方に見られるのが顎をもうちょっと前に出した方が全体の歯で噛めるし、写真写りもいいから顎を習慣的に前に出す方もいらっしゃいます。


ひどい方だとそれが原因で顎関節症になってしまう方もいます。

頭痛がする方や顎がつかれる方も眉唾かと思うかもしれませんが顎位って大事なのです。

治し方は様々で
被せ物のやりかえでなおされる方もいらっしゃいますが、可能なら全部の歯が動く矯正治療は歯並びもよくなるし削らなくて良いのでもってこいですね。


この方は昔に矯正治療を他院でされた方ですが

下顎を押すと


こんな感じに前歯が噛まなくなります。

二態咬合、デュアルバイトといって正しい顎の位置と、本来の下顎の位置に差がある方です。


こういう場合、気をつけないと被せ物がなんかすっごい合わない。とか必要以上にそこだけ当たって割れた!ということが起きます。

矯正治療以外でも結構大切なポイントなのです。


解決方法は先述の通り被せ物で治す。矯正治療で治す。の他にマウスピースで治す。咬合調整で治すなどケースによって様々です。


長々と書きましたがわかりにくいかもしれません。
矯正相談は当院は30分無料で今はさせて頂いてますので、もし気になる方は是非お問い合わせください。



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